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LLP動物法務協議会関東ブロック > メールマガジンバックナンバー > Vol.99
ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー |
・動物法務協議会 Presents 〜 Vol.99
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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン ◆
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『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。
動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。
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夏休みも終わり、学校が始まりました。
今年は、9月3日からいきなり5日間でしたから、
お子さんたちは、ちょっとしんどかったのではないで
しょうか?
さて、今回ですが、夏休み中、
滋賀県の高校で、ミニブタを使って「癒し」を提供す
るというニュースがあったので、ミニブタについて
お話してみようと思います。
このミニブタですが、
ペットとしてすっかり定着したという話もあり、
密かなブームにもなっているようです。
こんなHPもありますね。
http://www.minibuta.co.jp/
「ブタ」というと、なんか汚いイメージが先行しますが、
実際はとてもきれい好きな動物なんだそうです。
ただ、ペットとして飼うとなると、
個人的には、日々豚肉を食べているので、
ちょっと複雑な感じです(笑)。
さて、ミニブタも生あるものですから
いつかは天に召される時がきます。
ここで注意したいことがあります。
ミニブタが亡くなってしまった時には、
他のペット(イヌ・ネコなど)とは扱いが
異なるということなのです。
どういうことかといいますと、ブタは家畜に
類するものとして、イヌやネコとは違った
取り扱いになるのです。
具体的には、「化製場等に関する法律」の
適用をうけます。
この法律では、牛、馬、豚、めん羊及び山羊を、
「獣畜」と指定しています。
そして、この「獣畜」を火葬や埋葬することが
できるのは、死亡獣畜取扱場として都道府県知事の
許可を受けたところのみなのです。
従いまして、ミニブタの火葬や埋葬は、
許可を受けているペット葬儀場または霊園等でなければ
行うことができません。
イヌやネコと同じようには葬ることができないわけです。
ミニブタを飼育している方は、
事前にお住まいの都道府県庁に確認し、
葬儀業者について、調べておくことをお勧めします。
(文責:福本健一@マルケン事務所)
ペットトラブル110番 http://www.pettrouble110.com/
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