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LLP動物法務協議会関東ブロック > メールマガジンバックナンバー > Vol.73
ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー |
動物法務協議会 Presents 〜 Vol.73
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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン ◆
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『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。
動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。
───────────── ◆ ───────────── 皆さん、こんにちは!
動物法務協議会会員 岡山担当の山中と申します。
2月も終わろうとしておりますが、冬らしくない冬でした。
各地の異常気象。地球の温暖化は進むばかり。
このままでは生態系にも影響していきます。
気温が1度上昇することで生態系にどのような影響が
及ぶのか、またそれが2度3度と上昇したら・・・
人類を含める全ての動植物への影響・・・。
近いうちに真剣に考えてみようと思います。
さて、今回の内容は「ブルセラ症」です。
今年1月に大阪の犬舎で発症したことがニュースに
なりました。
私は現場(ペットショッフ)で働いておりますので、
特にこのような感染症には敏感になります。
周りの知人からも質問されることが多いので
調べてみました。
●感染動物
今回の場合「犬」でしたが、家畜に代表される
「ウシ・ブタ・ヤギ・ヒツジ」も感染する。
比較的、このような家畜から感染するケースが
多く、酪農家や主に家畜専門の獣医師が感染
しやすい病気。
犬からの感染は、手洗い・うがいなどで比較的簡単に予防できる。
ただ、一度感染してしまうと、長期にわたって治療が必要
となってくることが多い。
●症状
犬の場合、オスは睾丸炎、メスは流産という症状。
人の場合、軽度であれば発熱や疲労感があり、
酷くなれば中枢神経系の炎症などを起こす。
1ヶ月前後の療養が必要とされる。
●感染ルート
主に3つのルートが考えられる。
(1) ブルセラ菌に汚染された食物を摂取する
(2) ブルセラ菌を直接吸い込む
(3) ブルセラ菌が傷口などから体内に侵入する
特に多いのが(1)のケース。
国内ではなかなか無いにしても、
海外で乳製品を飲食する場合は注意したい。
感染した家畜の乳からの感染がありうるので、
乳製品を飲食する場合、殺菌されているかどうかを
しっかり確かめるようにしたい。
また、狂犬病についても同じことが言えるが、
犬の唾液などからも感染することがあるので、
海外ではむやみに家畜や犬に近づかないようにしたい。
ワクチンを打つことでほとんど防ぐことができるが、
念には念をということを忘れないように心がけたい。
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