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| ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー |
・動物法務協議会 Presents 〜 Vol．98
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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン ◆
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『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。
動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。
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先ごろ、地震災害が新潟県付近で続けざまに発生しました。
皆様のご記憶にも新しい事かと思います。
なので本日は、当マガジンでも何回か題材になっている
マイクロチップについて。
マイクロチップ自体には個別のID番号が付いてるだけで、
住所等の情報は飼い主がデータ登録機関に登録します。
ですから後日飼い主が代わった場合や、飼い主自身の住所や
氏名に変更があった際には、マイクロチップを交換するのでは
なくデータ登録機関に変更の連絡しなければなりません。
各法令においてもマイクロチップ等の装着を求めています。
動愛法では、動物の所有者に自分が所有している事を
明らかにする様に努力しろとしています。
所有を明示する物として首輪や名札もありますが、特に
家庭動物にはマイクロチップを薦めています。
また、同法では、国が定めた危険動物の飼養には都道府
県知事の許可を必要としていて、その許可を得るにはマ
イクロチップ等の固体識別措置が必要です。
最近ニュースで時々耳にする特定外来生物には、マイク
ロチップ等の固体識別措置が義務付けられています。
海外に犬ネコを出入国させる際には、マイクロチップ等
で確実に固体識別されている必要があり、旅先の国まで
行ったのに入国できなかったり、帰国したら検疫所で数
ヶ月係留されてしまうなんてことも起こります。
さて、普段の暮らしにおいてはどんな利点があるのか。
まず冒頭でも言った地震等の災害が起きた際にペットが
行方不明になった時、行方不明先でマイクロチップを
読んでもらえれば飼い主さんも元の帰って来る可能性は
大きいでしょうし、災害で怪我を負った際の治療に情報が
役立つかもしれません。
ペットが迷子になったり、盗まれたり、事故にあってしま
ったり、様々な場面でマイクロチップは役に立ってくれる
でしょう。
AIPOマイクロチップ装着数（２００６年１２月時点）
犬 ３６１８２匹
ネコ １６６０１匹
その他 ９４８匹
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計 ５３７３１匹
まだまだ少ないですが２００６年初めあたりから約５倍と
急激に増加しています。
マイクロチップ本体＋手術料＋登録料で数千円〜２万円以下で
行えるようです。装着の際は必ず獣医師と相談しましょう。
「私はネコ２匹いるのですが２匹ともういい年なので
負担掛けたくないですし・・・・・」
こんなつぶやきで締めさせていただきました。
今号のご拝読ありがとうございました。
（文責；高橋初宗）
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