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LLP動物法務協議会関東ブロック > メールマガジンバックナンバー  > Vol.89

  ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー

動物法務協議会 Presents 〜 Vol.89

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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン        ◆
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 『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。

 動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。

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昔犬の餌は、あまったごはんに味噌汁をかけたものでした。
だしのジャコを上に乗せてやると、少し豪華になるという、
きわめて質素なものでした。五十年ほど前のことです。

夜などは、繋いでおいた鎖を外し、好きに散歩させることも
ありました。当時は、随分大雑把なところがありました。

現在は、ペットフードがあたりまえですし、夜、好きに
散歩させるなど、もってのほかです。時代の変遷、飼育環
境(上記は、田んぼや畑が続く田舎の話です)の変化で、
大雑把な飼育方法は、ときに責任を問われます。

それでも、やはりノーリードで散歩させる人がいます。ノー
リードではなくても、リードがかなり伸びるものもありますが、
これも安全だとはいえない気がします。

先日の新聞記事で、ペットを飼う場合のマナーが問われてい
ました。すなわち、必ずリードをして散歩、糞は飼い主が始末、
吠え声、臭い、ブラッシングしたときの毛の始末など、買い主
のマナーに期待する記事でした。

しかし、犬のほえ声に驚いた人がころんで怪我し、誘引事故
原因として、巨額の損害賠償を請求されたら、どうでしょうか。
実際に、そのようなケースがあるようです。ペットを飼う場合の
マナーは、単にマナーというだけではなく、飼い主自身を守る
方策だと言うべき時代になりました。

(文責;佐々木)




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