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LLP動物法務協議会関東ブロック > メールマガジンバックナンバー > Vol.52
ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー |
動物法務協議会 Presents 〜 Vol.52
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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン ◆
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『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。
動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。
───────────── ◆ ───────────── 今回は『お客様に適正飼養について考えてもらうには』です。
ペットを飼おうとしている人が最初にペットに出会う場所は、
ペットショップやブリーダーであることがほとんどだと思います。
ペットを飼おうとしている人にとってお店の従業員は、
様々な相談を受けてもらえる貴重な存在と言えるでしょう。
特に初めてペットを飼おうとしている人にとっては、従業員からの
適切なアドバイスがあるかないかによって、今後のペットライフが
大きく変わってくる場合も考えられます。
「狂犬病予防接種が必要なんて知らなかった」
「役所に犬の登録をしなければいけないなんて知らなかった」
「これを食べさせてくださいって言われたから、3歳になっても
ずっとパピーフードを与えていて肥満犬になってしまった」
などなど、ペットを飼った事がある人なら当たり前と思っていることでも
初めてペットを飼う人にとっては分からないことばかりなのです。
ですから、従業員からペットの適正飼養について、
きちんとアドバイスをしていかなければなりません。
適正飼養については「改正動物愛護管理法」によって、
ペット販売時にお客さんに説明しなければならなくなりました。
この説明制度によって、最低限の知識を教えなくては
ならなくなった訳です。
しかし、従業員の方は、ペットの飼い主自らが『適正飼養』について
勉強をしてもらえるようにしていかなければならないと思います。
そこで、私が提案しているのは
お客さんに「判例を教えてあげる」という事です。
判例とは過去に行われた裁判で、どんな判決があったのかということです。
過去にもペットの飼い主が適正飼養をしなかった為に
トラブルが発生し、裁判沙汰になった例が数多くあるのです。
判例では、何百万円という高額な損害賠償を求められたケースもあります。
「適正飼養をしないとこんなトラブルになることもあるんですよ」ということを
認識してもらって、適正飼養について考えるきっかけを作ってあげてほしいのです。
ペットを適正飼養すると飼い主はもちろんのこと、ペットも快適に生活できますし、
近隣の方も、飼い主そしてペットと仲良くしてくれることでしょう。
「適正飼養をすることで皆がしあわせになる」
ペット関係の仕事に就いている方は、もっとお客さんと適正飼養について
考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。
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お客様に説明するために、どんな判例があるのか等、
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
(文責)
行政書士・愛玩動物飼養管理士渡辺彰佳事務所 所長 渡辺彰佳
289-1104 千葉県八街市文違104−2
行政書士渡辺彰佳事務所 http://gyousei-watanabe.com
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