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LLP動物法務協議会関東ブロック > メールマガジンバックナンバー > Vol.46
ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー |
動物法務協議会 Presents 〜 Vol.46
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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン ◆
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『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。
動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。
───────────── ◆ ───────────── 今回は「外来生物法」と「アライグマ」についてです。
「外来生物法」の正式名称は
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」
といって平成16年にできた新しい法律なので、
ご存知ない方が多いかもしれません。
この法律は生態系等に被害をおこす(またはおこす恐れのある)
外来生物を政令で指定して「入れない」「捨てない」「拡げない」
の方法で、被害を予防しようとするのもです。
詳しく説明しますと
1.入れない 〜悪影響を及ぼすかもしれない外来生物を
むやみに日本に入れない
2.捨てない 〜飼っている外来生物を野外に捨てない
3.拡げない 〜野外にすでにいる外来生物は他地域に拡げない
というもので、環境省は以上の3つを「外来生物被害予防三原則」
としています。
この「特定外来生物」の一つに「アライグマ」が指定されています。
1977年にアニメ「あらいぐまラスカル」でブームをよんだアラ
イグマは、北米より日本に来ましたが、ペットとしては飼育が難し
いため都市近郊の山林などに捨てられて繁殖しました。
アライグマは単に農作物を荒らすだけでなく、タヌキ回虫・レスト
スピラ菌・アライグマ糞線虫・ラーラ胃虫・狂犬病にかかることが
ある動物です。
最近は酪農地帯を中心に定着し農作物を荒らすタイプと、
天井裏を汚物で汚したり畑の農作物を食べたりする市街地型の
2つのタイプがあるそうです。
この「外来生物法」は、被害を起こす生物を「防除」することと
されていますので、アライグマを駆除する計画が被害を受けた
自治体で進められています。
動物愛護を訴える声も多く、この先どうなるか注目されるところです。
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