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LLP動物法務協議会関東ブロック > メールマガジンバックナンバー > Vol.37
ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン バックナンバー |
動物法務協議会 Presents 〜 Vol.37
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◆ ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン ◆
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『ペットトラブル・ペットビジネス強力サポートマガジン』は
動物法務協議会が発行する動物関連のメールマガジンです。
動物に関する裁判や事件、法令改正の情報や
ペットトラブルに関する記事、エッセイ等をお届けします。
───────────── ◆ ───────────── 事前説明について(2)
今回の改正で気をつけなければならないのは
「事前説明」をし、署名捺印をさせても十分ではないということです。
そもそも法の第8条で「販売を業として行う者は、・・、当該動物の
適正な飼養又は保管の方法について、必要な説明を行い、
理解させるよう努めなければならない」となっています。
そもそも「事前説明」は法で定められている
最低限であり、飼い主に対し適正飼養を行っていただくためには
飼養しようとする動物の生態、習性、生理等を理解し、
それに配慮した飼養を行うことが必要となるのです。
それではそれはどのようなものなのでしょうか。
以下のサイトに対顧客マニュアルがあります。
ペット動物販売業者用説明マニュアル(哺乳類・鳥類・爬虫類)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pamf_rep/manu_dealer/index.html
【ペット動物販売業者用説明マニュアル】
A. 基本事項
1 飼い主の責任
(1) 動物への責任
(2) 社会への責任
2 動物販売業者の責任
販売に際してその動物に関する情報、適切な飼養管理のための
必要な情報を購入希望者に説明するよう責務を課した
B. 共通事項
1 動物購入者が種類や品種を選ぶために必要な情報
(1) 動物の特性
(2) 野生由来の動物飼養の特殊性
(3) 飼養環境
(1) 飼養空間
(2) 住宅環境
(3) その他飼養目的、家族の同意等
2 終生飼養を確保するために必要な情報
3 適正飼養を確保するために必要な情報
4 所有の明示
5 繁殖制限に関する情報
6 人と動物の共通感染症の予防に必要な情報
(1) 人と動物の共通感染症
(2) 感染症の種類
(3) 予防のための注意(予防方法)
(4) 消毒方法
7 逸走と危害の発生を防止するために必要な情報
8 生物多様性保全の見地から必要な情報
(1) 購入者への説明義務
(2) わが国において問題となっているペット動物による生態影響の事例
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個別事項(犬)
1 分類、品種、特性
2 習性、生理
(1) 寿命
(2) 習性
a. テリトリー
b. 鳴き声
(3) 生理
(4) 社会化期
3 飼養上必要な設備、機材及び環境など
4 飼い方のポイントと注意点
(1) 食事と栄養管理
(2) 運動
(3) しつけの基本
(4) 迷惑防止
(5) 繁殖制限(不妊、去勢手術)
5 健康と安全の管理
(1) 犬種によりかかりやすい病気
(2) 主な病気(感染症)と予防
(3) 人と動物の共通感染症
6 飼養上の知っておきたい法律
7 その他特記事項
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個別事項(猫)
1 分類、品種
2 形態、習性、生理
(1) 形態と大きさ
(2) 寿命
(3) 生態と習性
a. 社会生活
b. 猫のみづくろい(セルフグルーミング)
c. 爪研ぎ(引っかき行動)
d. 猫の行動範囲
e. 夜行性
(4) 鳴き声
a. 生理(繁殖行動)
b. 社会化期
3 飼養上必要な施設、機材及び環境
(1) 立体的に行動する猫
(2) 猫の排泄行動
4 飼い方のポイントと注意点
(1) 繁殖制限(不妊、去勢手術)
(2) 猫の食事と栄養
5 健康と安全の管理
(1) 主な病気と予防
(2) 人と動物の共通感染症
6 その他特記事項
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いずれ上記の部分については少しずつ説明することになると思います。
今回はここまでといたします。
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